#012 💎初めての仕事で、私はいくらもらったか
おはようございます!
土曜の朝、ごく一部の人に大変有意義な情報をお届けする◎小泉週報です。
今朝は新曲を✨
【速報です⚡】
本日13時より、第8回林芙美子文学賞の表彰式をオンライン(無観客)で行い、
その模様がYouTubeの北九州市立文学館公式チャンネルでライブ配信されます。
こちらのページリンク先から視聴できます。
アーカイブは残らないそうです。
よろしくお願いしマウス🐭
💎初めてのギャラは0円(それって当たり前でしょ?)
「ノーギャラは違法」
「まずは報酬を明確にしてから話を進めるのが基本」
「業界の悪しき習慣を撲滅させましょう!」
Twitterでそんな若きクリエイターの毅然としたつぶやきを見るたびに、その格好良さにしびれてしまう。
映画の専門学校に1年通い、ビデオカメラを持っていた私は、とにかくいろんなところに駆り出された。
初めてのお仕事は、ライブの記録係だった。
もちろんギャラの話なんかでなかった。
むしろ「やりたいなら、やってもいいよ」みたいな感じだったと思う。
ギャラの話なんかしたら、せっかくの話が立ち消えてしまうという危機感があり、
「やらせてください!」みたいな下手な態度を取った。
ほんの10年ほど前は、誰もこんな感じだったと思う。
撮影したはいいものの、その後の編集が面倒くさく、それから1か月強放置していたらバンドマンの男に電話口に激怒された。
恐る恐るデータを渡しに行ったら、私の手からむしり取るように持って行ったことを覚えている。
(虫けら以下の扱いにもちろん傷ついた。)
とはいえ、当時の私のスキルは断じて、お金をもらえるレベルのものではなかったです。
能力も経歴もない(さらに言えば態度も悪い)本当に何者でもない私に、
お金を払ってまで頼む人がいるとすれば、それは金持ちの変人に違いないです。
もしそんなオファーが来たら、身の安全を守るためにきっぱり断りましょう。
(そういうホラー映画を観たことがあります。
無名のクリエイターがある日、「余命数ヶ月だから思い出を残したい」と見知らぬ男からプライベートビデオの撮影の依頼を受け、怪しいと思いながらも高い報酬に釣られ、
山奥の彼の家に行って……そして……、殺される……)
若きクリエイターの命をもてあそぶサイコパス。衝撃的なこのシーンは映画ファンに大人気。