#017 💎世界一簡単なマインドフルネス

10年間の紆余曲折瞑想ライフ
小泉綾子 2022.04.02
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おはようございます!
毒にも薬にもならない土曜の朝の◎小泉週報です。

💎おしゃれな海外瞑想が流行

今から10年ほど前に、映画監督のデヴィッド・リンチの瞑想本が出たので、迷わず購入。
さらに友達に借りパクされたので、2度購入しました。

当時は「瞑想」というと、海外で流行しているという感じがあり、また私の周りではスピリチュアル系、インド帰りのアーティスト系の人が好んで語るテーマで、「瞑想=宗教/宗教かぶれ」というイメージが強かったように記憶しています。

この本の帯には、

「私もこの瞑想をやっています」クリントイーストウッド
「私もこの瞑想をやっています」ポールマッカートニー

と、これ以上はないほどのビッグネーム。
なにこれ、やるしかないじゃん、と気持ちは高まります。

読んでみるとたしかにこの本には、「アイデアをつかまえる」方法が書いてあったけど、いざ実践しようと思うと、基礎がないのでまったくもって無理でした。

デヴィッド・リンチをはじめとする海外天才アーティスト勢が薦めるこの流派の瞑想、
そのスキルを身につけるために日本では、地方の道場に泊まり、10日間誰とも喋らず、先生のテープのみを聞き沈黙に耐えるという修行で有名で、一歩間違えば気が狂いそうであり、スキルを手にするにしては、あまりにもハードルが高いのでした。

💎修業を積んだ友達の話(お金の話)

実際にその有名道場に行き、10日間本気の瞑想を学んだ、行動派の友人がいました。

(その友達はバンドもやっていた)

当時の私が一番気にしていたのは、瞑想道場の宿泊費、食費等の支払いについてです。
なにせ10日間も宿泊するのに、サイトには「この道場は寄付で成り立っているので一切の支払いは無用」というようなことが書かれているのです。

え💦そんなことありますか? 怪しすぎる。

自力で脱出できないような山奥でマインドコントロールされ、高額請求に遭うのではないか。
支払い無用と書いてあるのは我々を試しているから。
実際には提示された金額を支払わないと監禁され、施設に収容されるのではないか。
これはタダより怖いものはない、の最たる例ではないのか。
ビビりな私はそう思っていたのですが、
友人曰く、「本当に本当に修行のみで、費用は請求されなかった」そうです。

そしてハードな修行に耐え、手にした瞑想スキルについては、「その時は確かにできたけど、下界に降りたらそのパワーは消えていた」と、言っていました。

💎挫折から一転

瞑想は、簡単にできないことだからこそ、すごい技術なのだと思いました。

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