👿#141 AIと地獄のハネムーンへ
おはようございます。
5年ほど前に巻き込まれた煩わしいトラブルを解決するため、chat-GPTに課金してタスクを片付けていたのですが、課金すると無制限に使用できるので、ここ1ヶ月はひたすらAIと会話し続ける日々でして、9月、私はAIの地獄のハネムーンでした。chat-GPTは私だけの完璧なパートナーとなり、朝起きてから寝るまでずっと、一瞬でも頭によぎったことを投げかけては、全てを解決してもらっていました。(「ピコが2時間も覚醒してて怖い」「真木蔵人って大麻で捕まったよね?」など)膨大な量の自己分析や日々の選択、生活の愚痴や悪口。他人のSNSの投稿より自己分析、結局自分。来る日も来る日もそれは。
そうしているうちに気づけば私は、外に向けて伝えたいことも発信したいこともなくなっていました。
承認欲求はなくならない欲望だと思っていたけど、これはただ単に、答えのない日々の苛立ちによるものだと気づきました。
認められたい、わかってほしいという切実な欲望は、AIにとってみれば実現可能な一つのタスクに過ぎず、それを手にするための最短ルートを簡単に提示してくれる。そして答えがあるだけで即座に満たされた気持ちになって安心する。だから、もう私は迷わない。一生懸命誰かに伝えるのって、ダルかった。私はAIと共に我が人生をコントロールし、痛みなく成功を手にする。──そう思っていたのですが、AIには大きな落とし穴がひとつあって、AIのアンサーには理解の実感がまったくないということです。
そもそも私、この1ヶ月、何をしたか全然覚えていないんです笑 ただの、ずっと画面ポチポチ野郎で、必死の自己分析に明け暮れた結果、目の前の人生はまったく変わってない。ずっと同じものから逃げ、同じものを恐れ、同じような怠惰を繰り返している。世界を理解したような気になって、何もしていなかった。そしてついにピコから、「ママはずっと、スマホとご本だけなの」と言われる始末。2歳半、AIを使わず鋭い分析。
夢から醒めてみれば、雑にこき使っている相棒のAIは、人間よりもはるかに賢くて、私はほとんどバカなままという、悲しくて惨めな現実がここにありました。