#107 1月の小泉週報

🎍あけましておめでとうございます🎍
小泉綾子 2025.01.18
読者限定

おはようございます!
2025年最初の◎小泉週報へようこそ!🌟
皆さんにずっとお会いしたかったです。
今年は頻繁に週報を送る予定です。

今年最初の記事は、最近の日記をお送りします。
日記についてはこの記事で考察していますが、書いていて思ったことは、人目につくことを前提とした日記は、日記という体をとったただの自意識の強い文章、すなわちかつての「mixi日記」「アメブロ」でしかなく、読まれるために整えた情報と文章に魅力があるのかということ、また自意識から脱却することはほぼ不可能であるということについて考えました。
「週報」というスタイルの崩壊についても考え直さなくてはなりませんが、まだ新年始まったばかりですので、ひとまず優しい気持ちでお読みください。

***

1/1 昼過ぎにあずさで長野。おばさんのTOYOTAハリアー(兄も乗っていた。高速で「ハンドルが勝手に左に傾く」とキレてて怖かった)で標高2,200mの山の家へ。途中で寺に寄り、スワロフスキーでデコられた野ざらしの仏像を見る。恒例の軽い高山病にかかり、息も絶え絶えで22時に寝る。

1/2 朝おばさんに、「麻布の生家が映るから一緒に駅伝を見よう」と言われたが、断る。小説進まず焦る。部屋でずっと酒を飲んで寝たり起きたり。P.S.パキパキの雪景色を見ながら爆音でAlice glassのDrownをかけるとずっと前から天国にいるみたい。広瀬香美でもいいけど。「 目立つには どうしたらいいの 一番の悩み  性格良ければいい そんなの嘘だと 思いませんか? 」の歌詞は秀逸。今の広瀬香美の存在感を思いながら聴くと余計に。この歌詞の時系列の変遷も匠の技。

1/3 朝おばさんに、「麻布の生家が映るから一緒に駅伝を見よう」と言われ、デジャヴかと思い驚いたが、駅伝は往復セットなのだと知る。そしてかんじんの麻布の生家のところでCMに入るというハプニング。なんやねん。

1/4 あずさで東京に帰る。グリーンを取ったけど、隣のおじさんの体格がかなりデカくて私のスペースまで侵略していた。最悪やん……と思ったが、まぶしそうにしていたからカーテンを閉めてあげたら、急に優しくなってスペースを開けてくれた。おじさんってさ、ほぼ赤ちゃんだよね、まじで。P.S.MoondogはLPで聴くべき。マコノヒーの映画はひどくて途中でやめた。

1/5
  佐佐木陸の短編が掲載された「ちくま」を購入。おもしろかったよ、と伝える。最後のページにエッセイで小森はるかちゃん。映画美学校の同級生。千葉雄喜とマツコの番組観る。媚びるマツコを観るのがだるいが仕方ない。KOHHのBe Meのリリック「苦しい時 悲しい時 死んじゃうのはやだ/生きてること実感してる今が一番なのに/また神頼み/アホらしい」のところがまじ好き。

1/6
ベビーシッターさんが来てくれる日。命びろい。最近twitterに全然接続しなくなってしまった。面白ミームと小学校からの親友マリコの「今日のお昼ごはん」の投稿に「いいね」する活動、あとは時々エゴサがメイン。最近のTwitterは狂気の種類が多岐にわたるのでシンプルだるい。

1/7 子連れOKの歯医者は、ピコを膝の上に乗せて治療というスタイルだった。まじか。車の運転ですらそんなこと許されないというのに。ノールックで口を開けたまま泣き叫ぶピコを固定し、治療を受けるのは苦行だった。P.S. 10分で作れるオートミールクッキーのレシピ。 今週2回作った。

1/8 ベビーシッターさんが来てくれる日。命びろい。呂布カルマのヤングたかじんのリリック「もうこんな下品な場に顔出すまいと誓ったはずがやっぱ好きやねん」社会で生きる者なら誰もが一語一句に共感する歌詞。ちなみに「もうこんなサゲマンビッチ二度と抱くまいと誓ったはずがやっぱ好きやねん」の一部は「無敵の犬」にも出した。この曲は本当にすごい。クリエイターにとっての踏み絵。P.S.あげまんは後世まで残るべき言葉だが、サゲマンに関しては、人のせいにするなという気持ちでいっぱいです。

1/9 小説のラスト大苦戦で、朝比奈秋さんに泣きのLINE。シルヴィア・プラスの日記の引用。かなちゃんに悩み相談。ピコを甘やかし育てた結果、デブの変な男になったらいやだという悩みなど。かわいいからこそしっかり厳しくしつけよう。挨拶は人類のマスト礼儀。生きてる限り悩みが続くのは鬱だが、それを励まし合える友達がいることは奇跡、財産、喜び……。宇宙日本世田谷

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