#025 🌼SNS炎上について考える
安全地帯から石を投げることを平気で楽しむ人たち
小泉綾子
2022.05.28
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おはようございます!
土曜の朝の◎小泉週報です。
Liam Gallagherの3枚目のニューアルバムから1曲選びました。アートワークも含めてすごく好きです。
あの頃のオアシス感がかなりあります🌞
🦄ネットで誰かを叩く行為は「コスパがいい娯楽」
いま書こうとしている小説のテーマはインターネットの炎上についてです。
月曜日、知り合いの紹介でインターネットの炎上に詳しい方にインタビューさせてもらいました。
私は、ネットの炎上に加担して楽しむ人たちに興味があり、少し前に読んだインターネットの承認欲求についての本で、衝撃を受けました。
承認欲求を満たす行為は非常に快感が大きく、性行為と同等あるいはそれ以上の快感が得られるとする研究もあります 。(略)
お金もかかりませんし、性行為に至るまでの、デートの計画や面倒な段取りもしなくていいので、自分が好きなときに、自分にとって都合よく加工した情報を発信するだけで、大勢から承認してもらえるというわけです。
シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感/中野信子 (幻冬舎新書)
自分は正しいことをしているという実感、また大勢の側に立って「お前はダメだ」と糾弾し処罰することに、人は快感を覚えます。
それはきっと、誰でもヒーローになりたいから。
だから彼らは積極的に「正義」側に立ちたがり、攻撃を続けます。
よいことをしてみんなの前で褒められたいがために、誰かをせっせと貶めているというわけです。