#053 🎄都民の特権~有名人との遭遇~

おはようございます!
土曜の朝の◎小泉週報です。

Frieda and Diego Rivera(1931) by Frida Kahlo
👾有名人とのファーストコンタクト
私が生まれて初めて遭遇した有名人は、ジャイアント馬場です。
家族で中華料理屋に行った時、突然店にジャイアント馬場がやって来て、店主と親しげに少し立ち話をしたのち、周りに会釈をして帰っていきました。
私は小学生で、ジャイアント馬場の存在や偉大さを知らなかったからこそ、店内が(当然両親も)わーっと色めき立つ感じが強烈で、「人気者ってすごいんだな」と忘れられない経験となりました。
「有名人にばったり遭遇した話」が好きです。そしてその時のあなたのリアクションを聞くのも好き。
ファンじゃないのに「はわわ……ッ!ファンです」と言わずにいられない私たち、普通のことをされただけなのに「信じられないくらい優しくていい人だった!」と興奮気味に言ってしまう私たち。
映画館でさっきまで同じ映画を観ていたとわかった瞬間や、いきつけの飲食店で見かけた時なんかは「うそ……あの人、私と同じ趣味なんだ」と仲間意識を抱くことも。
これを読んでいる方が地方にお住まいの場合はもしかするとピンとこないかもしれませんが、テレビに出ている人たちはほとんどの場合東京に住んでいるので、彼らは我々の生活圏に普通に「いる」のです。
👾一般人としてのミッション
有名人と一般人が共存する都市東京で、我々はお互いを尊重し合い、程よい距離を保たなければいけません。
大騒ぎや盗撮、目撃後の悪意のある書き込みやプライベートを晒す行為などは当然避けるべきですし、「●●●にこんなこと言ってやったぜ!」的な、爪痕を残そうとを野次を飛ばしたりする接触も控えるべきです。
そしてあなたがもし有名人なら、知名度を利用してあからさまな好待遇を受け、その場にいるわれわれ一般人たちを失望させることことは避けてください。せっかくの一般人の休日がみじめな気持ちで台無しになるので。