#043 🍁国葬の日のこと

おはようございます!土曜の朝の◎小泉週報です。

Herbst in Bayern 1908 by Wassily Kandinsky なんというぽってり感!好き……!
27日の朝、毎朝6時30分にセットしているラジオから国葬のニュースが流れて目が覚め、「あ、それは今日なのか」と思いながらつけっぱなしにしていると9時にも11時にも12時にも国葬のニュースがありました。
ぼんやり昼ご飯を食べながらラジオを聴いているうちに、——国葬が始まる——という事実が急にはっきりと感じられ、「何が起きているのかこの目でしっかり見なくては」と、箸を持ったまま立ち上がりました。
私の父と兄が国会議員の秘書だったこともあり、生まれた時から長い間、政治、政治家、選挙はとても身近な存在でしたが(今でも当確ニュースが流れると怖くて、心臓がびりびり震えおしっこをもらしそうになる)正直なことを言うと、いまはもう時々選挙に行かない時もあります。これはもう政治うんぬんの話ではなく、単に私の生育環境の問題でありトラウマだからです。
それでも国葬は行ってみたいと思いました。
祖母が死んでから、私は毎日祖母を思い出します。多分一生続く悲しみです。
私は人が死ぬことが怖いです。
だから国葬で、大勢の人間が一人の人間の死についてどう考え、感じ、行動するか、その姿を知りたかったし、最大規模の「お別れ会」も見てみたかったから。